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3・4 軌道及び曲線

北線の軌道及び線路の現状につき、提供を頂いた資料、線路現場の踏査、列車添乗視察等により、調査した概要を以下に示す。
軌道と曲線については、それぞれ規格構成と整正保守とに分けて記述したうえ、高速度に関係の深い一般事項を別項(3・4・5〜6)として記した。

 

3・4・1 軌道の規格
(1)軌間
1,000mm
(2)現在の軌道
(a)一般区間
本線軌道は次の規格となっている。

061-1.gif

(b)一部区間
以下のように上記一般区間と異なった規格となっている。
a)バンコク寄りの軌強化区間
・80 lb/ydレール(0〜134km)ロッブリまで
・コンクリート枕木
Mono ブロック(0〜90km)バンパチまで
Two ブロック(90〜244km)ピチト付近まで
b)チェンマイ寄りの山岳・急勾配区間
・ロングレールとせず、18mレール (500〜751km)

 

 

 

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